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自分が「毒親」かも!? 一方的に自分の価値観を押しつける「毒親の連鎖」の断ち切り方

2015/06/08 08:00
自分を育ててくれた親とはいつまでもいい関係でいたいと思うのは誰しもが同じはず。でも、事情によってそれができない場合もあります。

代表的な例が子どもに対してネガティブな行動パターンを繰り返し、子どもの人生を支配しようとする「毒父」です。
 『毒父家族 ―親支配からの旅立ち』(さくら舎/刊)の著者で心理カウンセラーの井上秀人さんは、幼い頃から学歴至上主義で、頑固で、自分の考えが通らないと子どものように感情をあらわにして、時に暴力を振るう「毒父」との関係に悩まされてきたといい、本書で自身の体験を踏まえつつ、こうした親の支配を乗り越えて自分の人生を生きるために大事なことをつづっています。

■「毒親」真の問題点

「毒父」も含めて、「毒親」の問題点は、親が自分のエゴを子どもに押しつけることだと井上さんはいいます。
親といっても完璧な人間ではありませんし、完璧な子育てもありません。最初は手探りで、失敗をしながら少しずつ「家族」の絆を作っていくものです。その意味では、どんな親も、どんな家庭も、多少の問題点はあるはずです。

このことを客観的に認識できないため、自分のしていることが「子どものため」と信じて疑わず、一方的に自分の価値観を押しつけてしまうのが「毒親」だといえます。

■「親のような子育てはしない」と反面教師にしてきたつもりが…

「毒父」は自分の生き方に自信を持てないからこそ子どもに自分の価値観を押し付けると井上さんは指摘しています。
不安だからこそ、子どもに自分の理想の生き方を重ね合わせ、自分の正しさを証明しようとしているのです。子どもは、そんな親に気に入られようと、必死に頑張ってしまいます。結果、自分の意向より、親の意向を優先するようになります。

こんな環境で育った子どもは、親の言う通りに従順に生きるか、それとも正反対の道を行くかに分かれますが、どちらにしても親への怒りを貯めこみながら生きることになります。そして、やがてできた自分のパートナーや子どもに、その怒りを吐き出すようになると、毒親の負の連鎖が何世代にもわたって受け継がれてしまいます。「親のような子育てはしない」と反面教師にしてきたつもりでも、ある時に子どもへの接し方が親とそっくりな自分に気づき愕然とする人もいるようです。

ここまでの内容に心当たりがあるなら、なんとしても自分のところでこの負の連鎖を断ち切らねばなりません。

井上さんは、このためのポイントとして、自分の過去と向き合うことで子どもの頃から抑圧されてきた自分の感情を認めてあげることに加えて、“「自分軸」を見つけること”を挙げています。

これは、「親の価値観」を押しつけられ、それに従うだけだった自分から、迷った時に立ち戻る「指針」を持つ自分に変わるということ。時間はかかりますが、これは取り組み次第で克服することができます。本書では、その具体的な内容に触れられており、親が原因で生きにくさを抱えている多くの人の助けになってくれるはずです。(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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【ビジネスホテル】東横インにありがちなこと25選

2015/06/06 08:00
全国どこにでもあるため、ホテルチェーンの中でも屈指の知名度を誇る『東横イン』。
いまだにその数は増えており、先日は大阪の通天閣前にもオープン。その勢いはとどまることを知らない。

それだけに多くの人が一度は利用したことがあるだろう。そして私(筆者)もそんなひとりだ。ということで、ご紹介するのは「東横インにありがちなこと」。厳選した25個のあるあるネタは次の通りだ!

【東横インあるある25】
1. ホテルの位置が駅から遠くもなければ近くもない絶妙な位置にある
2. 宿泊料金が安いのに質が高い
3. それだけに週末の予約が困難
4. 朝食が無料なのがスゴく嬉しい
5. 無料なのにおいしい
6. ギリギリの時間に行くと食べたいものがなくなっている
7. 自販機が良心的な値段
8. クラブカードがマジでお得
9. 聖書が置いてある
10. 内観関係の書籍や客室専用誌『たのやく』もある
11. 備え付けのお茶がおいしい
12. 部屋に入ると「収納はベッドの下へ」の紙が目に入る
13. ビックリするほど内装がどのホテルでも一緒
14. エレベーターに乗る前にカードをピッ!
15. ガウンがセルフサービスなので部屋に持っていくのを忘れる
16. サラリーマンのビジネスパートナー
17. ホテルの屋上部分には大きなネオン看板
18. 半ドアでなる警告音がうるさい
19. でも自分が鳴らしてしまう時がある
20. 東急グループとは別
21.「イン」と「INN」の表記で迷う
22. ベッドメイキングがきつめ
23. 崩さないようにそ?とベッドINN
24. 最近外国人が激増中
25. マジで全国どこに行ってもある


……以上が、東横インあるある25選だ。ちなみに私は、宿泊する際の朝食が楽しみで仕方ない。ちょっとクセになるおにぎりを食べつつ、次はいつミートボールが出てくるのか……そんなことを考えつつ、また今日も東横インに宿泊する。

執筆:原田たかし
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田原総一朗:クラクションを鳴らさない沖縄県民と普天間基地問題(BizCOLLEGE 6/4(木)配信)

2015/06/05 08:00
5月29日放送の「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日)は、「激論!“沖縄基地問題”と日本」と題して、米軍普天間基地の辺野古移設問題について沖縄で討論した。

パネリスト10人のうち沖縄出身の政治家やジャーナリストを4人招き、スタジオの客席にも沖縄県の皆さんに大勢集まっていただいた。

●沖縄ではクラクションを鳴らさない?

私は番組を始める前、沖縄の人たちから「辺野古への移設はけしからん」「日本政府は沖縄県民の気持ちをよく考えろ」といった批判をがんがん受け、もしかしたらそれらの収拾がつかなくなるのではないかとさえ思っていた。
ところが、そうした批判はあまりなかった。とても意外だった。
パネリストの一人がこんなことを言った。「沖縄の街は静かでしょう。クルマはたくさん走っていますが、クラクションはめったに鳴らさないんです」
沖縄でも危険な運転をするクルマはある。車線を急に変更して乱暴運転することもある。そんなときにクラクションを鳴らすと、鳴らした運転手のほうがとがめられるのだそうだ。
いや正確にいえば、とがめられるわけではなく、「とがめる顔つき」をされるのだそうだ。声には出さない。クラクションもめったなことでは鳴らさないという。

政府批判をあまり表現しない沖縄の人々

辺野古移設問題で沖縄はこんなに反対しているのに、日本政府は沖縄県民ときちんとコミュニケーションをとらないまま移転作業を進める。
いまそんな状況だから、番組には政府批判がたくさん寄せられると思っていたのだが、意外にもそうではなかった。クラクションを鳴らさないのと同じで、政府批判を多く表現することはないのだ。
だからこそ私は、沖縄が抱える問題の難しさをいっそう強く感じたのである。

沖縄は太平洋戦争末期、国内で唯一、住民を巻き込んだ激しい地上戦が行われ、20万人以上の犠牲者が出た。そのうち住民の犠牲は9万4000人に上り、沖縄県民の4人に1人が命を落とした。なかには日本軍の強制により集団自決した一般住民も多い。沖縄は大変な被害を受けた。
戦争が終わると、1945年、米軍に占領され、以後27年間、米国の占領下にあった。1972年に日本へ返還されたとき、沖縄の人々は米軍基地が沖縄からなくなる、あるいは少なくなると期待した。だが、基地は逆に増えていった。
沖縄の人々には複雑な思いや怒りがある。番組の前日、琉球朝日放送の社長や役員と話し合いをしたとき、私が沖縄の歴史を話した後、彼らが語ったのは、「琉球処分」という、私にはやや意外な話だった。

「琉球処分」への憤りと怒り
沖縄はかつて琉球王国だった。15世紀初めに尚巴志(しょう はし)王により沖縄は統一され、王国が成立した。だが、17世紀に入ると薩摩藩が侵攻し、1872年、「琉球処分」により琉球王国は薩摩藩に再編され琉球藩になる。その琉球藩から沖縄県になったのは1879年(明治12年)のことだ。
琉球朝日放送の幹部が語ったのは、「琉球処分」によって琉球王国が強引に薩摩藩に再編され、後に沖縄県にされたことへの憤りと怒りであり、それゆえいまだに複雑な思いを抱いているという話だった。
沖縄が抱える問題の難しさは、次のような点にもある。
1990年から98年まで沖縄県知事を務めた大田昌秀さんは革新系だったが、1996年から98年まで首相を務めた橋本龍太郎さんや野中広務さん、梶山静六さんとは心を開いていた。野中さんは以前、私にこう語ってくれたことがある。
「橋本内閣、小渕内閣のとき、私は沖縄の島を全部訪ね歩いた。そして、そこに住む人々と酒を飲み、とことん話し合った」
橋本さんや野中さん、梶山さんは、「琉球処分」を知っていたからこそ、沖縄の人々の心を理解しようと努めた。だからこそ大田さんは彼らと心を開いて話し合えたのである。だが、いまの政府にはそれがない。

それでも鳩山由紀夫元首相は理解されている
鳩山由紀夫さんが首相だったときのことを思い出す。2009年、当時首相だった鳩山さんは、普天間基地の移設先を「国外、最低でも県外」と発言した。私は、鳩山さんに「なぜそうするのか」と尋ねた。
当時、沖縄に辺野古移設への反対運動があったわけではない。鳩山さんは「日本の国土面積の0.6%しかない沖縄に在日米軍専用施設の74%が存在するのはよくない」と答えた。だから「最低でも県外」へ移さなければいけないと言った。
そのため、鳩山さんは今でも沖縄の人々から理解されている。鳩山さんは結局、県外移設を断念し、再び辺野古移設に戻したため、私は沖縄では「鳩山さんは沖縄を裏切った人」と考えられているのではと思っていたが、そうではないという。
普天間基地移設問題でコミュニケーションがないまま辺野古移設作業を進める政府への怒りは、沖縄では非常に強い。沖縄の人々はあまり自分を表現しないから、それが言葉になりにくいだけなのだ。
番組でテレビ局スタッフが客席にいた沖縄の人々に「発言してください」と何度も促したが、それでもなかなか発言してくれなかった。彼らは強い思いがあるのになかなか言葉にしない。そこにも沖縄が抱える問題の難しさがあると、つくづく感じた。
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結婚式のご祝儀に対する本音あるある(@DIME 6/3(水)配信)

2015/06/04 08:00
結婚式に招待頂いた時に、ゲストが悩むことのひとつ、「ご祝儀」問題。
ジューン・ブライドの季節、結婚式に参列する回数も増える人も多いはず。結婚式に招待頂いた時に、ゲストが悩むことの1つが、ご祝儀だ。「会費婚」サービスを提供する、株式会社アールキューブが、ご祝儀に関するアンケートを首都圏在住、20代~40代男女に実施したところ、ご祝儀を3万円包むことを躊躇する人は69.9%、ご祝儀貧乏で悩んだことがある人は63.1%、ご祝儀より、会費2万円の披露宴に呼ばれたいという人は64.2%に及ぶことがわかった。どんなにお祝いの場だったとしても、お財布事情は大きな問題であることが明らかになった。

■ご祝儀でいくら包むか、悩んだことはある?

はい(69.9%)
いいえ(30.1%)


カップルが友人なら3.0万円、部下なら3.9万円、教え子なら3.7万円が平均額となっている(ブライダル総研調べ)。ご祝儀を3万円包むのが当たり前になってはいるが、1回の結婚式に参加すると、披露宴+二次会+ヘアセット・ドレス(女性)で総額4万円~6万円の出費が実際はかかる。ご祝儀を3万円で未満で包んだことがあるか、というアンケートに対し、はいと答えた人は21.6%、いいえと答えた人は78.4%で、「はい」と答えた人は2万円を包んだ人が8割という結果になった。

■「ご祝儀貧乏」で悩んだことはある?

はい(63.1%)
いいえ(36.9%)


今回のアンケート対象者が20代~40代で、結婚適齢期の28歳前後の回答者が多かった。同僚や学生時代の友人が結婚するタイミングが重なり、多い人で月に2回~3回。毎月3万円の出費でお金がないと嘆く人も多いことがわかった。

■あまり関係の深くない知人の結婚式に招待されたとき、結婚式に参加することを躊躇したことはある?

はい(73.3%)
いいえ(26.7%)


<躊躇する理由>
・この人に3万円払いたくない(金銭的理由)
・自分の結婚式に呼ぶ予定がない人だか
・ご祝儀が、自分の結婚式の時に戻ってこない可能性があるから など。

<ご祝儀袋について>
正直、「準備するのが面倒くさい」と思う人が5割以上だった。当日準備、挙式会場で準備するのが当たり前?会場トイレでご祝儀袋を準備する人も。

■ご祝儀袋はどこで買う?

ご祝儀袋は「安く、手軽に」用意したいと回答した人が多く、コンビニ、100円均一で購入していると答えた人は66.5%だった。ロフトなどの雑貨洋品店で購入している人は58.0%、コンビニで購入していると答えた人は46.0%、100円均一で購入しているという人は20.5%だった。

■ご祝儀袋をいつ、どこで用意する?

当日、準備すると答えた人が52.9%だった。ご祝儀を挙式会場到着後、準備するという人は28.5%、ご祝儀袋の購入が面倒だと思うと答えた人は57.7%となっている。自宅で前日にという人は73.3%、自宅で当日にという人は24.4%、会場近くの喫茶店、飲食店でという人は10.8%、会場内でという人は9.7%、会場のトイレの中でという人は8.0%だった。

■ご祝儀袋を渡す時、袱紗を使う?

はい(43.2%)
いいえ(32.4%)
時々使う(24.4%)


結婚式のマナーでは、金封を裸で持参するということは「先方に対する礼を失する」ということに繋がり、お祝いは袱紗に包んで持参するのが礼儀だ。ただ、ご祝儀袋の準備が面倒で用意するのも当日の人が半数以上で、袱紗を持っていない人も多いことがわかった。

■ご祝儀3万円、会費2万円(引き出物なし)挙式に呼ばれた場合どちらを払いたい?

会費2万円で参加したい(64.2%)
ご祝儀3万円で参加したい(35.8%)


あなたが自身の結婚式で最も満足させたい(満足させたかった)相手は誰ですか?という質問に対し、自分たち(28.8%)、参加者(35.6%)、親族(25.3%)、その他(10.2%)結果が出た。自分たちよりも、参加してくれたゲストのために、ゲストが楽しんでくれることが一番!という想いで挙式を挙げる人が多いことがわかった。


■調査概要「ご祝儀に関するアンケート」
・調査主体:株式会社アールキューブ(会費婚)調べ、楽天リサーチ調べ
・対象期間:2015年5月21日~5月26日(インターネット調査)
・調査人数:日本人男女・合計176名(男性:80名、女性:96名)
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ポジティブシンキング原理主義的な自己啓発へのムズムズするような違和感の正体(Business Journal 5/31(日)配信)

2015/06/03 08:00
『反知性主義 アメリカが生んだ「熱病」の正体』(新潮社/森本あんり著)

反知性主義――。近ごろ、わりと見聞きするキーワードのひとつです。

僕の管見で説明してしまいますと、要は知識人に対するアンチの精神や、知識・知性を軽視する姿勢が“反知性”ということ。ごく普通の市井の人々だって道徳的、良識的な能力を持っている。だから、特別な教育を受けていなくても、誰だって道徳的感覚を発揮して生きていけるのである……みたいな、ある種の平等思想を指します。

仮にこれが国家の政策として巧みに組み込まれた場合、悪政を正当化するための詭弁として為政者が持ち出したりするわけで。民衆が賢くなってしまうと政策的な問題点を指摘されてしまうので、国民をあえて無知な状態にしておく。例えば、娯楽や消費に目を向けて政治に関心を抱かせないようにしておいたり、「難しいことを考えているヒマがあったらキリキリ働け」と勤労を過剰に礼賛、強制したり。それドコの独裁国家? ていうかドコの居酒屋チェーン? てな感じですが、つまりは衆愚政策のひとつとして「反知性主義」が機能することもあるんですね。

「みんな平等」「みんな常識的」「黙して働くことは素晴らしい」といった惹句は一見、収まりがいいので、余計にタチが悪いということもできるでしょう。もちろん、単に無知蒙昧を推奨するものではなく、実用主義、実践主義の文脈にも連なる考え方として機能することがあるので、一概に「悪」とは言い切れないわけですが。

●自己啓発の文脈との関連

さて、本書は、アメリカにおける反知性主義の系譜と、その功罪について端的に理解できる書籍です。版元の紹介文を紹介しておきましょう。
「アメリカでは、なぜ反インテリの風潮が強いのか。なぜキリスト教が異様に盛んなのか。なぜビジネスマンが自己啓発に熱心なのか。なぜ政治が極端な道徳主義に走るのか。そのすべての謎を解く鍵は、米国のキリスト教が育んだ『反知性主義』にある。反知性主義の歴史を辿りながら、その恐るべきパワーと意外な効用を描く」

アメリカでは、独立宣言にもあるように「すべての人は平等に創られた」というキリスト教的な価値観、世界観が社会に通底しています。そのアメリカで、反知性主義がどのように機能してきたのか。知的エリートを嫌うような風潮、知識層を特権階級とみなして反発するような風潮の背景にあるものは一体なんなのか。徹底した平等主義の考え方は、アメリカにどのような価値観をもたらしたのか。建国から3度のリバイバル(キリスト教の熱心な信仰者が急増する動き。信仰復興運動)を経て、反知性主義がどのように発展し、変化していったのか。本書では、そうした動きが活き活きと、明瞭に描かれていきます。
資本主義社会の盟主たるアメリカを裏支えしてきたイデオロギーを紐解いていく過程は、非常に知的好奇心をくすぐられるものですし、筆致もわかりやすいので、難しそうなテーマでありながらサクサクと読み進めることができるのも、とても心地よいのです。

本書を通じて、僕が個人的に非常に興味を持ったのは、昨今のビジネス書界隈における自己啓発の文脈との関連です。アメリカ型のポジティブシンキング原理主義的な自己啓発を理解するうえで、本書はとてもよい参考文献になることは間違いありません。

さらに付け加えるなら、僕が折りに触れてオススメ本として挙げている『ポジティブ病の国、アメリカ』(河出書房新社/バーバラ・エーレンライク著)と併読すると、限界を迎えつつあるアメリカ型の自己啓発、ポジティブシンキングの問題点やムズムズするような違和感の正体がジワジワと浮かび上がってくると思われます。

●反知性主義への正しい理解

ここで念のため強調しておきたいのですが、本書は反知性主義を一概に否定しているわけではない、という点。書中では、次のような記述が登場します。
「(反知性とは)単に知の働き一般に対する反感や蔑視ではない(中略)最近の大学生が本を読まなくなったとか、テレビが下劣なお笑い番組ばかりであるとか、政治家たちに知性が見られないとか、そういうことではない。知性が欠如しているのではなく、知性の『ふりかえり』が欠如しているのである。知性が知らぬ間に越権行為を働いていないか。自分の権威を不当に拡大使用していないか。そのことを敏感にチェックしようとするのが反知性主義である」

冒頭でも述べたように、最近、反知性主義というキーワードが妙に注目されておりまして、これをタイトルに冠した本も、ここのところリリースが重なっております。
例えば、内田樹編著の『日本の反知性主義』(晶文社)、佐藤優と斎藤環の共著『反知性主義とファシズム』(金曜日)などがそうです。また、雑誌「現代思想」(青土社/2月号)では『反知性主義と向き合う』てな特集がドンッと掲載されていたりしますし、タイトルなどでとくに謳ってはいなくても、反知性主義の文脈を盛り込んだ言説は少なくありません。

それらは往々にして、現状を憂う諦観的、厭世的視点と絡めて語られていたりします。たとえば、ネトウヨ、バカッター、集合痴といったインターネット・ディストピア的文脈、マイルドヤンキー、新保守、貧困といった社会時評の文脈に、反知性主義を絡めた言説もわりとよく目にするものです。

しかしながら、反知性主義に関する理解を深めた上でそれらの言説に触れると、「そう短絡的に語り切れるものでもないんじゃないかな」と思えるような、極端な論考も多いことがわかってくるでしょう。

反知性主義を単なるバズワードとして消費してしまうような論調に踊らされない、冷静な視線を自らに組み込んでおくためにも、本書は極めてお役立ちの一冊といえます。

(文=漆原直行/フリーライター)
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第二の人生の職場として、福祉関係のパートをしています。仕事の合間に小生の関心ある記事等をネットで探し、ブログにします。よろしくお願いします。

 

 

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